【第2回】発酵の哲学 ~NB菌と向き合うということ~

こんにちは。
今回は、私たちがNB菌と向き合うなかで、自然と育まれてきた「発酵の哲学」についてお話ししたいと思います。

ただいま、ラボは乳酸発酵の真っ最中。
空間に漂うやわらかな酸味が、微生物たちの営みを静かに物語っています。
NB菌にとって、これはまだ“途中”の段階。
酸味に包まれたこの空気も、大切な通過点のひとつです。

NB菌が豊かに育つということ——
それは、単なる発酵の結果ではなく、
素材、温度、空気、時間、そして人の手までもが、
緻密に重なり合って初めて訪れる「奇跡」に近い現象です。

発酵とは、命の連鎖に寄り添うこと。
NB菌は、その中でも特に繊細で、独自の“呼吸をもつ存在です。
だからこそ、私たちは毎回ゼロから対話をはじめ、
その日の素材や香り、手ざわりを頼りに、微生物たちの声に耳を澄ませます。

NB菌が増えるということは、
ただ数字が増えるという話ではありません。
それは、見えない世界とのつながりが一歩深まった証でもあるのです。

菌はすべて知っています。
忖度も打算もなくありのままを受け入れ大自然と調和します。

【第1回】NB菌、深化の旅へ

こんにちは。
今日は、私たちがいま向き合っているNB菌の「深化」について、少しだけお話しさせてください。

バイオエコジャパンでは今、NB菌の菌数を発酵食品の常識を超えるレベルへと引き上げる新たな挑戦に取り組んでいます。
目指すのは、プロバイオティクスの~その先~。
微生物が本来持つ力を、もっと自然なかたちで活かすこと。

そのために私たちが選んだのは、日本の発酵文化が育んだ、本物の素材たち。
職人が丹念に仕込んだ麹や、生きた乳酸菌、酒粕、米麹など。
酵素や栄養が満ちあふれた「生きた発酵素材」を惜しみなく使用しています。

超一級の素材。それぞれが持つ個性と職人技が、このNB菌の土台を支えています。

それらを、温度・水分・素材ごとに科学的かつ丁寧に設計して混ぜ合わせ、NB菌にとって最適な環境を整えます。
まさに、「微生物の楽園」と呼ぶにふさわしい空間が、私たちのラボにはあります。

でも、微生物は単純な“成分の寄せ集め”ではうまく育ちません。
その場にふさわしくない菌がひとつ紛れ込んだだけで、全体のバランスが崩れてしまう——そんな繊細な世界。

だからこそ、環境ひとつとっても慎重に。
温度、水分、時間、空気、手仕事の丁寧さ……
それらすべてが「ばくちゃんたち(=微生物)」の居心地を左右するのです。

この「微生物の楽園」は、裏付けられた経験と知識、そしてなによりも根気によって生まれています。
良いものをそろえるだけでは全く足りないのです。

いままでと「まったく同じで、まったく違う」
そんなNB菌の深化を、これからもどうかあたたかく見守ってください。

次回は、NB菌における**「発酵の哲学」**についてお話しします。
どうぞお楽しみに。

(続く)

NB菌と乳酸菌、なにが違うの?

菌種も性質も、実は全くの別モノです(^^♪

乳酸菌は「生きたまま腸に届ける」のが目的。
でも胃酸に弱く、保存方法にも注意が必要なことが多いんです。
そのかわり、うまく届けば“即効性のある瞬発力”が魅力!

一方、NB菌は粉末乾燥でもOK!
**芽胞(がほう)**という鉄壁のカプセルに守られていて、
胃酸・熱・乾燥にも超タフ✨

乳酸菌とは違う、新しいアプローチができる“発酵サポート菌”です。
しかも、乳酸菌と組み合わせれば、それぞれの強みを活かせます!

たとえるなら──
乳酸菌=短距離走者🏃‍♂️、NB菌=長距離走者🏃‍♀️

NB菌、ただいま“タフさそのまま+スピード感UP中”!菌数ガツンと増強中です🔥
今後のNB菌の活躍、どうぞお楽しみに!

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産業洗浄の分野にて当社電解水生成装置は国内外で活躍しております。 気温、水質、設置条件、被洗浄物等お客様の状況に 全く同じ状況と言うのはありません。 お客様のご要望に応じた御提案をさせていただきます。 当社も現場での経験 …