【第2回】発酵の哲学 ~NB菌と向き合うということ~

こんにちは。
今回は、私たちがNB菌と向き合うなかで、自然と育まれてきた「発酵の哲学」についてお話ししたいと思います。

ただいま、ラボは乳酸発酵の真っ最中。
空間に漂うやわらかな酸味が、微生物たちの営みを静かに物語っています。
NB菌にとって、これはまだ“途中”の段階。
酸味に包まれたこの空気も、大切な通過点のひとつです。

NB菌が豊かに育つということ——
それは、単なる発酵の結果ではなく、
素材、温度、空気、時間、そして人の手までもが、
緻密に重なり合って初めて訪れる「奇跡」に近い現象です。

発酵とは、命の連鎖に寄り添うこと。
NB菌は、その中でも特に繊細で、独自の“呼吸をもつ存在です。
だからこそ、私たちは毎回ゼロから対話をはじめ、
その日の素材や香り、手ざわりを頼りに、微生物たちの声に耳を澄ませます。

NB菌が増えるということは、
ただ数字が増えるという話ではありません。
それは、見えない世界とのつながりが一歩深まった証でもあるのです。

菌はすべて知っています。
忖度も打算もなくありのままを受け入れ大自然と調和します。

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