産業洗浄の分野にて当社電解水生成装置は国内外で活躍しております。 気温、水質、設置条件、被洗浄物等お客様の状況に 全く同じ状況と言うのはありません。 お客様のご要望に応じた御提案をさせていただきます。 当社も現場での経験 …
「活性炭」でPFASは本当に除去できるのか
「高性能活性炭」でPFASは本当に除去できるのか
― 活性炭の役割と限界 ―
浄水器の説明を見ると、よく目にする言葉があります。
「高性能活性炭」
多くの家庭用浄水器は、この活性炭を中心に設計されています。
確かに、活性炭は非常に優れた素材です。
活性炭は優れた浄化素材
活性炭は、多数の微細な孔を持つ炭素材です。
その表面積は非常に大きく、1gでテニスコート数面分とも言われます。
この巨大な表面積によって、
・塩素
・トリハロメタン
・臭気物質
など、多くの物質を吸着することができます。
そのため、家庭用浄水器の中心素材として広く使われています。
活性炭は決して悪い素材ではありません。
しかしPFASは少し事情が違う
PFASは、水に極めて近い性質を持つ化学物質です。
分子構造が安定しており、水中でも長く存在します。
つまり、
活性炭にとっても吸着が簡単な物質ではありません。
一部のPFASは吸着されることがありますが、すべてではありません。
さらに問題になるのが、
接触時間
です。
活性炭は「時間」で働く
吸着という現象は、
分子がろ材表面に触れ、留まる
ことで成立します。
つまり、吸着は時間依存の現象です。
接触時間が短ければ、吸着効率は大きく下がります。
家庭用蛇口直結型の浄水器では、水は約0.5秒でろ材を通過します。
この短時間で、PFASのような難しい物質を吸着させるのは簡単ではありません。
ここでも問題は素材ではなく構造です。
素材より設計
浄水器の性能は、
・ろ材の種類
・接触時間
・流速
・吸着安定性
これらの設計の組み合わせで決まります。
どれほど高性能な素材でも、構造が合わなければ十分な効果は得られません。
逆に、時間と構造を適切に設計すれば、吸着効率は大きく変わります。
時間をかけるという設計
私たちの浄化ユニット「太陽のひかり」は、通水型ではありません。
水に浸漬し、約15分静置する設計です。
この時間が、分子レベルでの接触と安定吸着を助けます。
速く処理することよりも、
確実に吸着させることを優先しています。
派手な仕組みではありません。
ただ、構造として合理的です。
速さでは、取れないものがあります。
水は急ぐ必要はありません。
時間をかけることで、守れる水があります。
水の浄化設計については
LINEで体系的にまとめています。



